予後の良い脳腫瘍|現代人に忍び寄る脳梗塞に警鐘が鳴る|サイレントキラー
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現代人に忍び寄る脳梗塞に警鐘が鳴る|サイレントキラー

予後の良い脳腫瘍

女の人

耳鼻科を受診するきっかけ

聴神経腫瘍は良性の脳腫瘍で、聴神経周囲の細胞から発生するため耳の聞こえの悪さから気付かれることが多いです。この時、聞こえが悪くなるのは腫瘍のある側、片側の耳がだんだんと聞こえにくくなるという特徴があります。通常、片側の耳の聞こえが悪くなっただけでは気付かれにくく、たとえ気付いてもそれほど生活に支障はないため医療機関を受診することなくそのままにすることもあるかもしれません。しかし、この聴神経腫瘍の特徴を知っていれば耳鼻科を受診して腫瘍がそれほど大きくなる前に発見できることもあります。聴神経腫瘍は良性の腫瘍であるため大きくなるのも遅く、命にかかわるような危険性はほとんどありませんが、腫瘍が小さいうちに発見して治療ができれば多くの場合残っている聴力を保つことができます。また、生活上は片側の聞こえが悪いことに気付いていれば、電話は聞こえのいい側で使用するなど工夫次第で日常の不便さを感じることも少なくてすみます。

成長の遅い腫瘍

聴神経腫瘍は良性の腫瘍であり、大きくなるスピードは非常にゆっくりです。そのため、腫瘍の発生から何年も無症状のまま過ごしていることもあるかもしれません。始めに気付く症状は耳の聞こえが悪いことの場合が多く、片側の耳だけが徐々に聞こえにくくなるというのか特徴です。聴神経腫瘍の診断には聴力検査だけでなく、頭部のレントゲンまたはCT、あるいはMRIなどの画像検査が必要ですが、これらの検査を行えばどこにどれくらいの大きさの腫瘍があるかがはっきりとわかります。治療の基本は手術で腫瘍を取り除くことです。この手術はそれほど大きな危険を伴うこともなく、残っている聴力を保つことができて、予後の良い腫瘍ということができます。